この度、本作の日本語吹替版最速上映イベントを開催しました!“悪い魔女”エルファバ役の高畑充希、”善い魔女”グリンダ役の清水美依紗、フィエロ役の海宝直人、ボック役の入野自由、ファニー役のkemioとシェンシェン役のゆりやんレトリィバァという豪華日本語吹替版キャスト陣が登壇しました。

自由のために孤独に戦う“悪い魔女”エルファバ役の高畑充希が、観客からの大きな歓声を浴びながら登壇。高畑は、「いよいよ完結ということで、この作品と役が自分の手から離れてしまうようで少し寂しいのですが、皆様と一緒に楽しい時間を過ごせたらと思います」と一言。
続けて、オズの民衆の希望である“善い魔女”グリンダ役の清水美依紗は「皆様はこれからご覧になるかと思いますが、今日は本作の魅力を届けられればと思います」、
ふたりの物語に強い影響を及ぼす、護衛隊の隊長フィエロ役の海宝直人は「キャラクターたちがどういった選択をし、どういった結末を迎えるのか、皆様と共有できることを嬉しく思います」、
グリンダに好意を寄せながらネッサローズの下で働くボック役の入野自由は「いち出演者として、いちファンとして、この日を迎えられることをとても嬉しく思います。皆様と一緒に公開に向けて、“ウィキッド愛”を高めていければなと思います」、
グリンダが最も信頼する補佐官ファニー役のkemioは「観た後に皆様が色々なメッセージを受け取って、また明日から頑張ろうと思える温かい作品だと思うので、今日はそんな時間をシェアできるのをすごく楽しみにしております」、
同じく補佐官シェンシェン役のゆりやんレトリィバァは「またシェンシェンの声で皆様とお会いできてとても嬉しいです」
とそれぞれ挨拶し、ついにフィナーレを迎える本作の公開を喜び合いました。
前作から時を経て登場人物たちが大人になり、それぞれの立場も変化した本作において、演じる上で苦労や役作りへのこだわりを聞かれると、高畑は「『フォー・グッド』など、涙腺にくる曲が多いので、映像を観ながら泣かないように頑張っていました」と本作ならではの葛藤を明かし、
清水は「グリンダのチャーミングさはそのままに、本作では民衆の前でふるまう姿と、エルファバの前でだけみせる素の姿の違いなど、彼女の葛藤を声に乗せるのがすごく難しかったです」と語りました。
海宝は「表向きにはフィエロは護衛隊の隊長として振舞いつつ、彼にも様々な葛藤がありました。三間監督が方向性を示して下さり、画面から伝わってくるものを表現していくうちに、2時間以上巻いて収録が終わりました。それくらいとても幸せな時間でした」、入野は「前作のボックは学生生活を謳歌しようとワクワクした気持ちでしたが、本作では自分自身でコントロールできない状況に置かれていて、演じていて苦しいなと感じました」、kemioは「前作ではアメリカで何回も映画を観てから役に挑んだのですが、本作ではまた変わった環境で生活をしているので、初めてファニーと出会う気持ちで挑みました」とそれぞれが収録を振り返りました。
また、ゆりやんは、「声だけでお芝居する声優の方のすごさを、改めて実感しました。なので、この収録に向けて日常生活で声優さんになりきって生活していたんです」とその様子を熱演すると、入野さんがすかさず「声優は普段そんなことはしません!」と絶妙なツッコみを入れ、会場は大きな笑いに包まれました。

エルファバとグリンダが異なる道を選択すること、その選択によって生まれる葛藤や絆が描かれる本作。ふたりと同じような状況に置かれた時に自分ならどのように前に進んでいくかを問われると、高畑は「このお仕事を始めたばかりのとき、クランクアップや千秋楽などで、先輩方からいつも『続けていたらまた会えるから』と声をかけられて、その言葉のおかげで勇気をもって前進してきました。ですから別れというのは、悪いだけじゃないと思います」と自身の経験を重ねました。
清水は「人は、瞬間瞬間で選択をしながら生きていると思うのですが、自分と違う選択をしていることにお互い誇りを持って、リスペクトし合うことを大事にしています」とコメント。
海宝も「日本人だと、空気を読んでなんとなく通じ合えることがあると思うのですが、言葉にして相手に伝えることが大事だと思っています」、kemioは「今とても楽しく過ごしていても、いつか別れる時もあります。スマホなどで誰とでもいつでも繋がれる時代ですが、絶対に永遠はありません。なので、時間を共有しているその瞬間を最大限楽しむことが大事だと思います」とそれぞれが真摯に自身の想いを語り、作品のテーマと重なる深いトーク内容となりました。

ここで映画のタイトルにちなみ、人生において“永遠に変えたくない瞬間”や“これだけは変わらないでほしいこと”についてのフリップトークが展開。
高畑は<脱・花粉>と記し、「今年と去年、花粉症が来てないので、これが一生続けばいいのにと思っています」と身近な悩みを告白し会場を和ませました。
清水は<音楽>と回答し、「歌っているときが本当に一番幸せなので、歌っているときの自分を好きでいることは変わらないで欲しいと感じています」と真っすぐな音楽愛をコメント。


海宝は<行きつけのラーメン屋の味とメニュー>、入野は<声>、kemioは<人にワクワクする気持ち>、そしてゆりやんは、なんと<自分>と回答。「自分が変わることは難しいので、他人に変わってほしいんです!」と続け、会場の笑いをさらい、それぞれの価値観や大切にしているものが垣間見える貴重なエピソードが次々に披露されました。




最後に、清水が「この作品に出会って人の見方や物事の捉え方を、広い視点で見られるようになりました。是非そういったことを、皆様が受け取ってくださったらいいなと思っています。そして、とにかく音楽も映像美も素晴らしいので、そこも楽しんでいただけたら嬉しいです」と作品への想いを語り、高畑は「前作を観てから続きが気になりすぎていたので、皆様にも本作を見ていただけること嬉しく思います。この作品が本当に好きで、オーディションを受けようと思い立ったあの時の自分に『良かったね』と思いますし、本当に素敵な作品に携わらせていただいたなと感動しております」と力強いメッセージを残し、盛大な拍手に包まれながらイベントは幕を閉じました。
