COMMENT

< 敬称略・順不同 >

  • 白浜鴎

    (漫画家)

    映像と歌声の美しさに圧倒され、観ていて思わず涙がこぼれました。震える手を握ってくれる大切な友達がいれば何者にも支配されずに飛ぶための勇気が湧いてくる。今の時代に必要な物語です。

  • 山田尚子

    (アニメーション監督)

    色と歌に溢れた物語に夢中でのめり込みました。
    グリンダのブロンドヘアとエルファバの黒いマントが起こす風に巻き込まれてすっかり時間を忘れてしまいました。

  • ISO

    (ライター)

    社会も歴史も人の心も、あらゆる物事はいくつもの側を備えている。 「ウィキッド」は、とある出来事を「オズの魔法使い」の裏面から捉えたドキュメントだ。我々が悪だと聞かされてきた魔女の人物像は視点の位置でこれほど変わる。明快だからと容易く「善か悪か」の2択でジャッジしてしまいがちなこの世界は、もっと不明瞭でずっと複雑。そんな“つい忘れてしまう当たり前”に人々を立ち返らせる、時代が必要としている一作だった。

  • こがけん

    (お笑い芸人)

    映画史に残る大ミュージカル映画爆誕!!
    大勢のキャストに豪華絢爛なセット、首筋を見ればわかる役者たちのガチ歌唱の迫力にオーマイガー!
    貼られたレッテルや立場から自分を解き放ち、自分を愛し肯定するための限界突破(アンリミテッド)ストーリー。『ウィキッド ふたりの魔女』はきっと僕らの背中を力強く押してくれる!

  • しんのすけ

    (映画感想TikTokクリエイター)

    「ウィキッド」を全く知らなかった僕。正直ナメてました。この感動は想像を超えるどころではない。世の中の善悪や偏見を物語で丁寧に描き、素晴らしい楽曲とふたりの魔女による圧倒的な歌唱力に打ちのめされる快感。映画館に行くだけで、魔法の国・オズへ旅が出来るコスパの良さは、ぜひ春休みの旅行の一つとして提案したい。沢山の人が、人生の1本として挙げる映画になるであろう傑作!

  • アナイス(ANAIS)

    (映画ライター)

    はみだし者だった学生時代。グリンダみたいな子が嫌いだった。「Defying gravity」を熱心に聞いていたあの頃の記憶や感情を思い起こさせる本作の“全て”に、圧倒される。映画の始まりからラストシーンまで、名状し難い気持ちに何度も襲われて訳もわからず号泣するしかなかった。

  • 山崎まどか

    (コラムニスト)

    「悪い魔女」に隠された地を揺るがすような勇気と歌声、
    「善い魔女」の裏にあるエゴと良心の揺らぎ。
    彼女たちの友情の物語と魔女神話の解体の向こうに、
    少女たちを解放する新たな伝説の予感がある。

  • よしひろまさみち

    (映画ライター)

    10年代はレリゴー、そして2020年代は「ウィキッド」。文句なしに最強のミュージカル映画! 曲よし歌よし芝居よし、おまけにスーパースター2人の魔女共演。舞台版を知らない人こそ、この映画からオズの国へ!

  • 萩尾瞳

    (映画・演劇評論家)

    カラフルでゴージャスな映像が目を奪う。名曲に聞きほれ、華やかなダンス・シーンに心が躍りだす。主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデがこれ以上ないほどぴったりで、演じる魔女二人の友情に胸が熱くなる。クライマックスのナンバー「Defying Gravity」の、とてつもないスケール感は映画ならでは。ブロードウェイ・ミュージカルの、待ちに待った映画化にして、待った甲斐がある素敵な出来栄えである。

  • サッシャ

    (ラジオDJ/キャスター)

    映画『ウィキッド ふたりの魔女』にたくさんの魔法をかけられました!シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの圧倒的な歌声に心を震わされ、実際に作った巨大セットで再現されたエメラルドシティに訪れたかのような臨場感を感じ、そして何より「善い魔女」だけでなく「悪い魔女」も大好きになる魔法をかけられてしまい…好きな方角は「西」になりました!

  • 茶一郎

    (映画レビュアー)

    終始鳥肌!豪華絢爛!
    『イン・ザ・ハイツ』に続き、ジョン・M・チュウ監督は新たな傑作ミュージカル映画を生み出しました。
    シンシア・エリヴォの表情豊かな歌唱力の見事さはもちろん、
    驚くのはアリアナ・グランデがコメディエンヌとしての才能がまた一段と開花していて、彼女にずっと釘付けです。
    原作ミュージカルに込められた社会的メッセージが現代だからこそ、より深く突き刺さる……
    春休み映画らしいゴージャスで、とても“大きな”娯楽作でした。

  • ビニールタッキー

    (映画宣伝ウォッチャー)

    全てが圧倒的!幻想的で美しいオズ、魅力的な人物たち、心を震わせる音楽、そしてエルファバとグリンダの楽しくて切ない運命。そこで語られるのは「誰も見た目で判断してはいけない」「誰もが心情は変化する」ということ。今最も必要とされている“魔法”を世界中にかけてくれる壮大なおとぎ話。

  • ミツコ

    (漫画家・イラストレーター)

    大好きなミュージカル「ウィキッド」が待望の映画化。
    自分の中で舞台版への思い入れが特別だったので、わくわくと同時に少しだけ不安も。
    でも、開始数分でその心配は見事に吹き飛びました!いやもう、最高!

    舞台への深いリスペクトを感じさせながら、映像ならではの美しさと壮大なスケールの世界観。
    そしてあの名曲の数々が映画のダイナミックな演出と融合した時は、スクリーン越しでも魂が震えて思わず鳥肌…!
    映画館でも、この作品が持つ魔法の力は健在でした。
    ウィキッドファンはもちろん、初めてこの作品に触れる人も楽しめること間違いなしです!

  • 柚木麻子

    (作家)

    少数派の苦しみに耳を傾ける人はいつの時代も「悪い魔女」だと糾弾される。
    だったら、もう、私もあなたも「悪い魔女」でよくない!?